Google Trends と「ちくわ」
記事のタイトルやタグを決める際に使って欲しいサービス Google Trends のお話。
慣用的に使われている言葉(表現)を探す際にも使用できる神サービスです。
なぜ Google Trends を使うのか
Google などの検索サイトからのアクセスを増やすには、よく検索されるキーワードを記事のタイトルや本文に使うと効果があるということは何となく想像できると思う。
自分のサイトが検索にヒットしなければ、検索サイトからのアクセス数は増やせない。
Google Trends では、そのキーワードがどのくらい検索されているのかのトレンドをスコアで知ることができる。つまり、そのキーワードがユーザーたちの間で現在どのくらい関心が高いのかが分かるということだ。
また、別のキーワードとのスコアの比較もできる。
この比較機能は個人的には肝だと思ってて、キーワードに複数の表現がある場合、慣用的に使われるキーワードを調べるのにこのサービスが役に立つ。
例
例えば、食べ物の「ちくわ」をキーワードにするとして、「ちくわ」には下記の複数の表現の仕方がある。
- ちくわ
- チクワ
- 竹輪
この 3 つのキーワードのスコアを Google Trends で調べてみると下記のように表示される。(2021-10-22 時点の結果)
ちくわ >>>>>>>> 竹輪 > チクワ の順で検索されていることが分かる。
カタカナ表記は息してないですね。
地方毎の内訳が、この場合は「ちくわ」の比率が高い地方順に並んでます。
左側はリスト表示にすると分かるんだけども、「ちわく」の検索数の多い地方順のリストが表示される。
右側は、一緒に検索される関連キーワードなんかも分かる。(一番上は一体…?)
結果からこの 3 つのキーワードの中から選定して「ちくわ」に関する記事を書く場合は、平仮名の「ちくわ」を使えば良さそうだということが分かる。
また、この 3 つのキーワードの中では、平仮名の「ちくわ」が慣用的に使われてるということも分かった。
おまけ:逆転の発想
Google などの検索サイトからのアクセスを増やすには、よく検索されるキーワードを記事のタイトルや本文に使う必要がある。
基本的な戦術としては、上記のとおりトレンドに従って人気のキーワードを使用するシーンが多いと思うんだけど、人気があるということは競合相手が多く、競争率が高いということでもある。
敢えて不人気な(全くの人気 0 では駄目だけど)キーワードを使用して競争率を下げる逆張り的な戦術もシーンによってはあり。
ニッチなコンテンツ向けみたいな。
まとめ
めちゃくちゃザックリだけど Google Trends を紹介しました。本当に便利なサービスなんで活用していただきたい所存。
便利なだけではなくて純粋に面白いサービスだよね。
知識欲が満たされていくー。